いじめからは夢を持って逃げましょう! ――「逃げる」は、恥ずかしくない「最高の戦略」

いじめからは夢を持って逃げましょう! ――「逃げる」は、恥ずかしくない「最高の戦略」の詳細

本書の内容に全面的に賛同します。「いじめが大きくなってこじれてしまうのは、大人たちが正しく関与していないから」「学校では、いじめは起こるものと考える」「先生は頑張ってても学校という組織がダメ」「いじめが起きても、学校が何とかしてくれるのは幻想にすぎない」「いじめが大きくなってしまったときは、大人たちがどんなに頑張っても元に戻すのは困難」「いじめれた子には、あなたは悪くない、いじめたやつが悪い、と半年はいい続けろ」そして「逃げるのは恥でなく、しかも役に立つ」！いじめられている本人には、逃げるという選択肢は存在しません。隠そうとすらします。それがいじめというものなのです。それを逃がし、子どもを助けるのは大人にしかできません。残念なのは、発行が「20117年」なことくらいでしょうか。それ以外は全く否定するところがありません。お勧めです。