司法試験&予備試験 平成27年 論文過去問 再現答案から出題趣旨を読み解く。

司法試験&予備試験 平成27年 論文過去問 再現答案から出題趣旨を読み解く。の詳細

本書は、・平成27年度の司法試験論文式試験必須７科目の再現答案各４通・平成27年度の司法試験予備試験論文式試験必須９科目の再現答案各３通を収録する。再現答案は、上位合格答案から、下位不合格答案まで、幅広く収録する。このことは、賛否在るかもしれない。上位だけ読みたい人もいるだろうし、下位も読み比べのためには必要と考える人もいると思う。最大の特徴は、司法試験と予備試験がセットになっていること。今まで、ありそうでなかった。コストパフォマンスも良好。セットで、三千円をちょっと切る。仮に司法試験と予備試験、二冊揃えようとすると、例えば辰已法律研究所だと、六千円を超えてくる。最大の欠点が、答案の収録数。やはり少ない。個人的な意見を言わせてもらうと、再現答案は、各科目について、最低でも６通くらい読みたい。私の経験では、例えば辰已法律研究所の１０人答案本を読むと、６通を超えるくらいから、似たような論述が目につき始める。ということは、１０通も読む必要は、無いのかなと思う。ただ、だからといって、３通や４通は少ないかなとも思う。